30日欧米時間の外国為替市場は円買い優勢に推移している。
注目材料の6月ADP雇用統計(予想:+6.0万人、結果:+1.3万人)は
市場予想を大きく下回り、2日の6月米雇用統計に対する警戒感を
強めた。
また、NY時間終盤に米格付け会社ムーディーズがスペイン国債を
格下げ方向で見直すと発表すると、株価下落→円買いの流れに
拍車が掛かりクロス円通貨は軒並み水準を落としている。
豪ドル円は本日安値を74.30円まで更新したが、その後の戻りも弱く
目先も軟調な推移が予想される。6月の安値が73.67円で、こちらが
短期的な下値目途として意識されそうだ。
一方のユーロ円は108円台前半での推移。欧州時間、予想されたよりも
大幅に少ない額となったECB3ヶ月物オペの供給量(2000億ユーロ程と
思われたが実際は1300億ユーロ程に留まった)から、ユーロ圏における
銀行間の資金調達環境が良好であるとの見方が広まりユーロ買いが
強まり、ユーロ円は一時109.13円まで本日高値を伸ばしたが、NY時間
終盤の株価下落でこの上昇分を吐き出している。