29日欧米時間の外国為替市場は円買い優勢の展開。
一時前日比300ドルを超える下落を見せたダウ平均株価等、
欧米株式が軒並み軟調な推移となりリスク回避の動きが強まった。
米6月消費者信頼感指数(予想:62.5、結果:52.9)が予想外に
弱い数字となり、米景気の二番底懸念が拡大したことも
この流れに拍車をかけ、米ドル円・クロス円各通貨は総じて
下値を広げる格好となっている。
中でも下げ幅が大きかったのが高金利通貨の代表格である
豪ドル円で、一時74.92円と75円台を割り込む場面も見られた。
NY時間の引けにかけては若干水準を戻し、75円台を回復して
いるが、日足ベースでみると5日・21日移動平均線がデッドクロスを
完成させており、テクニカル的な地合いが大きく悪化したと言える。
もし、東京時間中に再度下値攻めが始まり、75円台を明確に
下抜ける展開となるようであれば、6月安値の73.67円を試す展開へ
と繋がることも考えられ注意が必要だろう。
一方の米ドル円も上値の重さが目立ち、今月安値を88.28円
まで更新している。直近で出ている米経済データの多くが
弱い内容で、週末の6月米雇用統計に対する懸念が高まっている。
安値でも米ドルは買いにくい地合いとなっており、目先も
軟調推移が続きそう。短期的には5月安値の87.83円を
目指す展開となりそうか。