18日の欧米市場では米ドル円の下落が目立つ格好となった。
背景には懸念されていたスペインの長期国債入札が大きな混乱
もなく無難に終了したことから、前
日の短期債入札に続き安心感から
ユーロ買い米ドル売りを呼び込んだ模様。
その上、発表された米経済指標のうち6月フィラデルフィア連銀景況指数
(予想
21.0 結果8.0)や新規失業保険申請件数(予想45.2万
結果47.2万)等、
米経済の基調が市場の思惑に比べ、回復傾向にないことが示されたことも
背景にはあるようだ。
一連の材料をうけクロス円は堅調ながら
も、米ドルの独歩安となっており、
6月に入って以来の安値を更新することとなった。
今後は、上記米経済指標に見てとれるように期待感が先行していた米経済
と、
連日対応に追われるユーロの綱引きとなる可能性が強い。
市場の関心は7月に発表予定のユーロ圏大手金融機関に対し
行われるストレステストの結果発表
(ユーロ圏の信用問題)が焦点と
なっているが、それまでは引き続き二国間で出てくる指標等に注目していきたい。