14日、欧米市場のクロス円市場は総じて往来相場での展開となった。
ユーロ鉱工業生産の好結果を受けた欧州株価やNYダウが
寄りつきより上昇したことを受
け、リスク選好の買いが先導する形で
クロス円も順調に値を伸ばすこととなっていたが、NY時間中盤、
米格付け大手ムーディーズよりギリシャ国債が格下げさ
れると
一転売りが持ち込まれることとなったという。
楽観ムードの広がりから買い進まれていただけに、利食い売りが
多くみられたことが背景にはある模様。そ
の中でも特に豪ドル円は、
5/4の高値88円近辺から5/25日の安値72円近辺の半値戻しに当たる
79円後半まで値を戻したことによる達成感も手伝い、
テクニカル面からの売り圧力も見られている。
今後の展開としては、アジア株、特に不動産税の導入や金融引き締め
観測から上昇が鈍い中国株の動向、そして今
後の金融政策を占う上で
RBA議事録が注目される。後者に関し、タカ派な見解が多く見られた場合
豪ドル円の支援材料となる可能性もあるため、特に注意した
いところだ。