10日の欧米外国為替市場は、円売りの流れが優勢となった。
NY時間序盤、ユーロ圏政策金利発表(1.0%据え置き)後の
記者会見でトルシェ欧州中央銀行(ECB)総裁は、国債買い
入れについての踏み込んだ発言は無かったが
「ユーロは非常に信頼できる通貨」と述べた。発言が好感され、
リスクを選好した米ドル円・クロス円が値を押し上げる形となり、
特にユーロは米ドルに対して1.21台を回復、対円でも110.50円台に
値を伸ばした。
しかし、米ドル売り・円売りの流れが一服すると各通貨上げ幅を削り、
米ドル円は91円台、ユーロ円では110円台を割り込む場面もあったが
それぞれ大台を確保して推移した。
その後は積極的に売り進める材料もなく、NY時間終盤株価が300ドル
近く上昇していることもあり各通貨が再度買われ、ユーロは米ドルと
円に対し本日の高値を更新した。
引き続き、東京時間序盤もリスク選好の流れが考えられるが、
週末要因で一旦のポジション調整も考えられるので注意したい。