8日の欧米外国為替市場は、各通貨株価に左右される方向感のない
展開となった。
NY時間序盤は株価がマイナス圏へと転落したことにより、リスク回避
姿勢の流れが続いて米ドル円では下値を試す展開となり90.84円、
ユーロ円も108.32円まで値を削り本日の安値を更新した。
しかし、スイス中銀(SNB)のユーロ買いスイス売り介入と思われる
動きが観測されたことで、ユーロを中心に値段を戻す展開となり
対米ドルでは1.2010ドルとなり本日の高値を更新。
その後はNY株価がプラスに転じたことと、野田財務相による
「為替の過度な変動・無秩序な動きは経済に悪影響及ぼす」
「マーケットの動向を注意している」とのコメントが意識され
各通貨とも値段を回復し、特に資源国通貨の豪ドル円とNZドル円は
高値を更新した。
しかし、市場は欧州への懸念が重石となり、方向感の定まらない
欧米株価に連動する神経質な展開が続きそうだ。