10日の欧米外国為替市場は、日本時間の朝方に欧州連合(EU)と
国際通貨基金(IMF)が、金融市場安定や債務危機解決の
緊急支援合意により欧米株価が回復したことでユーロが買われる
展開となっていた。
しかしその後、ムーディーズがギリシャ債及び
ポルトガル債の格下げの可能性を表明するなどで、ユーロは
対米ドルで日中の上昇幅を縮小、本日安値(1.2760)を更新する
動きとなった。
対円でも119円前後まで値を落としリスク回避の動きも再燃していることから、
安定化策がしっかりと効果を発揮するまでは注意が必要と言えそう。
一方、米ドルは、NYダウが一時450ドル上昇したことで93.53円まで
値を伸ばしたが、クロス円の上値の重さにつられ再び下落基調となった。
テクニカル分析で見ると移動平均線の21日線(93.26円)を上抜けていることで、
他通貨に比べ下落余地は少ないといえそうだ。