好材料でるも、不安感は拭えず。 | FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

7日欧米時間の外国為替市場において、米ドル円・クロス円各通貨は
上値の重い展開。

強い内容となった4月米雇用統計(非農豪部門雇用者数 
予想:19.0 万人、結果29.0万人 失業率 予想:9.7%、結果:9.9%)や
ドイツ議会におけるギリシャ支援法案の可決等のポジティブな材料を背景に、
欧州時間には一時的にリスク選好の円売りが進む場面が見られ、
この時間帯に米ドル円・クロス円通貨は軒並み本日高値(米ドル円:93.34円、
ユーロ円:118.90円)を更新している。

しかし、米国株式市場の寄り付き後は一転した。昨日の株価暴落の原因が
ディーラーのご発注にあるとの話が株式市場への不信感を呼び、
NYダウ平均は本日も前日比100ドルを超える下落。
為替市場でもボラティリティーが高まり、リスク回避の円買いを仕掛ける
参加者が増加した。

米ドル円は前述の高値より2円以上値を下げる場面も見られている。
NY時間の引けにかけては、値動きも落ち着きを取り戻したものの、
戻りは弱く 91.40円付近で大方の取引を終えている。
昨日の急落前の水準を回復できなかったことで、市場のセンチメントも
冷え込んでいるため、週明けの東京市場でも米ドル円・クロス円通貨は
上値の重い推移となることが予想される。
米ドル円は大台90.00円を目途に下値余地を探る展開となりそうか。