11日午前の外為市場は、クロス円で上値の重い展開が続いている。
本邦勢より上値を伸ばしきれない状況が嫌気され売りが
持ち込まれていることや、期待された中国経済指標の
鉱工業生産が予想を下回ったことが背景にあるという。
その中でも特にポンド円は英ブラウン首相の辞任示唆発言や、
政治的な空白期が訪れることを嫌気されており、下値追いに
拍車をかけている状況。
英国は財政再建については労働党よりも今回議席を伸ばした
保守党が積極的で、英ポンド円は保守党と自民党の連立政権で
あるほうが買い材料と判断されるが、ブラウン首相の辞任示唆を受け
(自民党が労働党との連立には首相の辞任が不可避)、
連立の可能性が僅かながらも出ていることが英ポンドの
下押し圧力となっているようだ。