27日午後の外国為替市場は、引き続き上値の重い展開となっている。
ドイツ債とギリシャ債の格差が過去最高水準に拡大していることは
いつものことだが、ドイツ高官から「ギリシャの赤字削減が十分でない場合、
ギリシャ支援を拒否する可能性がある」と発言したことでリスク回避の観点から
売り圧力が増大。
ドイツは来月にかけて州議会選挙を控えていることで、ギリシャ支援に
反対する国民感情に配慮せざるを得ない状況にあることが強く示されたことが
嫌気されているようだ。
各通貨ともに直近の高値を試し、達成感から売り圧力が増大していることも
背景にはあるだろう。
その後、民主党小沢幹事長が政治資金問題が再捜査されることが
大手報道機関から発表されたことで、円売りの動きも一瞬みられたが、
一時的な動きに過ぎなかったことを鑑みると、再びレンジの下値を探る展開
となる可能性は否定できない。