27日の欧米時間は、リスク回避の動きが強まり円が全面高の展開となった。
欧州時間は、ギリシャ救済の不透明感から、市場はリスクテイクに
消極的な姿勢となり、円相場ではクロス円各通貨を中心に上値の重い
推移が継続。
米国時間に入ると、予想外の強さを見せた4月米消費者信頼感指数
(予想:53.5 結果:57.9)を受けて、市場のセンチメント改善が期待されたものの、
格付け機関 S&Pによるポルトガルの長期債格付け・短期債格付けの引き下げ
報道に打ち消される形となった。
この報道を受けて、ユーロが急落。続けて、ギリシャのソブリン格付けも
引き下げられ、ジャンク級となったことが嫌気され、市場はリスク回避の
動きを加速させた。NYダウは200ドル超える下落、NY原油も2ドル近い
下げとなった。
円相場では円の買い戻しが強まり、米ドル円が93円台前半、
ユーロ円が122円台後半まで水準を下げるなど、大きく円高が進んだ。
NY引けにかけては小幅に反発する場面もあったが、ユーロ圏高官の
ギリシャを援護するコメントもそれほど効果はなく、再び下値を試す
動きとなっている。
マーケットでは一先ずアジア勢の反応を見極めたいとの声もあり、注目したいところだ。