15日午後の外国為替市場は、ギリシャ財政再建問題に再び
振り回される格好となった。
ドイツ政府は14日付けの報道でギリシャ支援問題について、
支援策の実施には議会の承認が必要とのコメントを発表。
そのほか、支援する側に回るフランスやオランダなどの
ユーロ諸国も承認が前提となる可能性を示唆するなど、
ユーロ信用不安が再燃していることがリスク回避の流れを
呼び込んでいるようだ。
この流れはドイツ国債とギリシャ国債の格差が広がりを見せるなど
如実に表れており、影響がユーロ円だけでなく、クロス円全般の
売りに結びついているという。
その上、ギリシャ首相が野党との党首会談で、緊急支援要請を
検討する意向を示したことも不安材料となっているようだ。
近日中に、人民元の切り上げが行われるとの噂が再び流れるなど、
クロス円の上値追いは一旦調整局面にとってかわる可能性が強まっている。