30日午後の東京外国為替市場は、円売り優勢の展開。
日経平均株価が前日比100円を超える上昇で引けたように、
全般にリスク選好の動きが目立った。クロス円各通貨は軒並み
堅調に推移したが、中でも目立つ動きをしたのがユーロ円。
125円台前半に並ぶ、ユーロ買いを誘発するストップ注文を
巻き込む形で急騰し、一時125.47円まで今月の高値を更新した。
高値更新後、達成感から利益確定のユーロ売りが進み再度124円台
後半まで押し戻されているものの、ここ2か月程強い抵抗帯となっていた
125円台前半を一時的にでも上抜けたことは目先ユーロ買いの支援材料と
なるかもしれない。
同水準は2月初旬を起点とした「逆ヘッドアンドショルダー」のネックラインにあたり、
もしも終値ベースでの上抜けに成功した際は、「逆ヘッドアンドショルダー」完成
との判断から、中期的な上昇トレンドの形成につながることも考えられるだろう。
一方の米ドル円は95円台前半から半ばで方向感の乏しい展開。
週末に3月米雇用統計が控えることもあり、一方にポジションを傾けにくい
状況にあるようだ。雇用統計のヒントになる指標も発表は明日以降で、
目先も動意の薄い展開が続きそうか。