19日午後の東京外国為替市場において、英ポンド円が軟調な展開。
東京時間の終盤にセンタンス英政策委員により英経済が2番底に
突入する可能性が指摘され英ポンド売りを呼び込んだ。
17日の2月英失業率の好結果から、英経済に対する楽観的な見方が
広がっていたが、今回の発言で冷や水を浴びせられた格好。
英ポンド円は再度137円台を割り込み、本136.92円まで本日安値を更新している。
英国は財政悪化懸念の高まりや大手銀行のドバイ・ワールドに対する
エクスポージャーの高さ等、不安材料が多く英ポンドは弱い材料に反応
しやすい状況にある。
136.70円付近に差し掛かる21日間移動平均線が当面のサポート帯となるが、
こちらを下抜けた際は英ポンド売りに拍車がかかることも考えられる。
一方で米ドル円は90円台半ばでもみ合う展開。目立った材料が無く積極的な
取引は控えられた模様。この後も大きな材料は見当たらず、欧米時間中も
ポジション調整中心の取引となる可能性が高そう。ただ、仮に英ポンド円の
下落が加速し他の通貨ペアへも円買いが波及するようであれば、再度90円台割れを
試すことも考えられその点には注意が必要だろう。