18日の欧米外国為替市場の米ドル円相場は、往って来いの動きとなった。
ギリシャ問題が蒸し返され、欧州時間序盤に90円割れまで値を崩していた
米ドル円は、その後ギリシャ首相の発言(我々はデフォルトにはならない)を
受けて下値を支えられる格好。また、財政当局がIMFへの支援要請を否定
した事も有り、リスク回避の円買いが急速に巻き戻される形となった。
その後NY時間に発表された3月フィラデルフィア地区連銀業況指数が強い内容
(予想:17.0 結果18.9)となると、さらに円安が進行、米ドル円は90.81円まで
本日高値を更新した。しかしながら、FRBが公定歩合を引き上げるとの噂が
突如舞い込むと流れは一変、再び90円台前半まで押し戻される結果となった。
米債券市場では利回りが上昇、米早期利上げ期待が高まる格好となったが、
NYダウ平均株価が8日続伸となったため、豪ドル円などの高金利通貨は引けに
かけてやや値を戻す動きとなったようだ。
本日は主だった経済指標の発表も予定されておらず、比較的落ち着いた
値動きとなる事が予想されるが、テクニカル的にはNZドル円の上昇に
期待したい。約2ヵ月間に亘って続いたレンジ相場から脱却しつつあり、
同時に年初来安値からの半値戻しを達成、年初来高値である68.60円を
視野に入れた相場展開となる可能性がある。短期的に抵抗線である65円を
クリア出来れば、大きく上値余地が広がりそうだ。