16日午後の東京外国為替市場、米ドル円は確りの展開。
90円台前半をジリ高に進み、90円台半ばまで水準を回復している。
90.00円の大台を維持したことで、テクニカル的に米ドル買い安心感が
広まったほか、早出の欧州勢が不安材料を抱える欧州通貨に対して
米ドル買いを仕掛けたこと等が、米ドル円上昇の背景にある。
目先の展開だが、NY時間予定のFOMC政策金利発表を巡っての
取引となりそう。今回のFOMCだが、金利は据え置き予想が大勢で、
注目点は声明文において、「低金利水準を据え置く」の語頭に
「長期的に」の文言が引き続き使われるかどうか。
現状では前述の文言が引き続き使われるとの見方が強いが、
好結果の続く最近の米経済指標をみると、削除される可能性も
捨てきれない。
仮に削除されるようであれば早期利上げ期待が高まりから
米ドルが買われ、2月高値(92.18円)を目指す展開となる可能性も
出てくるだろう。
一方で欧州時間は、ユーロ円の動きに注目したい。
2月ユーロ圏消費者物価指数や2月ユーロ圏・独ZEW景況感指数の
発表があり、これらを手掛かりに動意が生まれる可能性がある。
テクニカル的には123.90円付近差し掛かる5日移動平均線を
抜け切れるかが目先の焦点で、仮に上抜けることができれば
再度125.00円を試す展開となることも考えられる。