11日東京午後の為替相場では、豪ドル円を中心に進んだ
クロス円の下落が一服し、小幅ながら切り返す展開となった。
発表が行われた中国の消費者物価指数が予想を上回る
前年比+2.7%(予想:2.5%)となり、中国の金融引き締め懸念の高まりから、
中国株が軟調な推移。
これにともない、円相場ではリスク回避の円買いが強まる場面もあったが、
欧州序盤に掛けては中国株が徐々に下げ幅を縮小する形となったため、
円高の動きは一服した。
その後はショートカバーの動きが優勢となり、午前中に下げの目立った
豪ドル円は下落分をほぼ取り戻す格好となっている。
欧米時間では、米国の新規失業保険申請件数や貿易収支以外は、
目立ったイベントが予定されていないため、中国の金融引き締めや欧州の
財政悪化に関する各国高官の発言などに、市場が敏感に反応しそうだ。
円相場では、複数の通貨ペアが重要な上値抵抗ラインを試す展開
となっており、方向感を見極める重要な局面となりそうだ。