11日午前、外為市場の豪ドル円は上値の重い展開が続いている。
先日2/22の高値82.83円を上抜けた達成感から、徐々に売りこまれていたが
豪雇用統計を受けてその下げ足を速める結果となった。
注目された同指標では失業率(予想5.3% : 結果5.3% )は変化なかったものの、
新規雇用者数では(予想1.50万人 結果0.04万人)予想を下回ったことで市場は
売りに傾斜し82円前半まで値を下げることとなっている。
その後、中国経済指標の好結果を受けアジア株に買いが目立ちリスク選好の
流れとなるかと思われたが、市場では中国消費者物価指数が予想外に
高いことを受け金融引き締めで中国景気が減速、その影響から
豪経済けん引役の資源需要が細るとの懸念が強まっており、
売り材料としてとらえられたようだ。
この流れは他のクロス円にも波及しており、豪ドル円同様弱い地合い
となっている。現状、豪ドル円は一方的な展開とはなっていないが
テクニカル的にも上値をつけたことで、いったん調整局面となることも予想されている。