4日午後の東京外国為替市場、米ドル円は上値の重い推移となった。
日経平均株価を始めとしたアジア株が下値を削るにつれ、
リスク回避の円買いが進み一時88.13円まで年初来安値を更新した。
昨年12月の安値と今年1月高値の61.8%押しにあたる同水準では、
押し目買いを仕掛ける参加者も出たため一旦は下落も一服しているが、
戻りは弱く引き続き下値リスクに注意が必要。
NY時間には新規失業保険申請件数の発表があり、こちらをきっかけに
動意が生まれる可能性はある。ここ2週間ほどは、申請件数が増加傾向
にあり米雇用情勢に対する弱気見通しを強める形となっている。
今回の市場予想は46.0万件だが、予想値以上の数値となれば米ドル売りが
再燃することも考えられ注意をしておきたい。
海外時間中のもう一方の注目材料がユーロ圏・英国の政策金利発表。
このうちで特に注意をしたいのが英国のほう。
金利は据え置きで市場の見解は一致しているが、問題は資産買い取りの
再開があるかどうか。
最近の急速な英ポンド安が景気浮揚の助けとなるとの見方から
今回は見送られる公算が高まっている。
とはいえ、依然として資産買い取りの再開を警戒する声も一部ではあり、
そうなれば英ポンド売りが加速することが考えられる。
その際は次の大台130.00円を試す動きとなる可能性もあるだろう。