3日午後の東京外国為替市場、米ドル円・クロス円各通貨は
小幅もみ合いの展開。
主だった材料はNY時間に集中しており、東京時間中は
積極的な取引が手控えられている。
英大手銀スタンダードチャータードの2009年通期決算
(純利益:予想 35億ドル、結果 33.8億ドル)の発表やS&Pが
ギリシャ財務問題につき、「市場が懸念するほど悲観的ではない」
との認識をしめす等、取引の手がかりも出ているが目立った反応は
見られていない。
米ドル円は88円台後半での推移。NY時間発表のADP用統計が
注目材料。米雇用情勢について、最近の新規失業保険申請件数の
増加傾向から悲観的な見方が増えているようだが、昨日発表された
2月ISM製造業景況指数の雇用指数は56.1と、2005年1月以来の
強い数字であった。
市場が懸念するほどには企業サイドの雇用マインドは冷え込んで
いないようで、今回も予想外に強い結果がでる可能性は捨てきれない。
市場予想は-1.0万人とプラス成長まであと一歩。
仮に予想を上回り、プラス圏へ回復となれば急速に米ドル買いが
広がるだろう。その際、抵抗帯として強く意識されている5日間移動平均線
(89.00円)を上抜ける動きとなれば、再度90円台乗せを試す展開に
つながることも考えられるだろう。