2日欧米時間の為替相場では、ユーロ円と米ドル円がそれぞれ
2月の安値を試す展開となった。
欧州時間は、ギリシャ問題などで揺れるユーロが、対米ドルで
ストップを巻き込み下げを加速。ユーロ米ドルは、2月の安値を突破し
1.3435ドルまで一時的に値を下げた。
この動きにつられる形でユーロ円も下落が強まり、2月の安値
(119.65円)に迫る119.77円まで水準を下げた。
その後は、欧州株の上昇を受けて小幅ながら反発する動きを
見せたものの、上値は依然として重く、下落リスクを意識した
展開が継続している。
目先的には、昨年2/24の安値である119.39円がターゲットと
なっており、明確に下抜けてしまうと下げが強まる展開も予想される。
一方の米ドル円は、89.00円付近で底堅い推移となっていたが、
米国時間の中盤に入るとストップを付けて一気に下げを加速し、
88.55円まで安値を更新した。
2月の安値(88.54円)を前に一旦はサポートされる形となったが、
89円台を回復できない状況が続いており、下値不安を意識した
展開が続きそうだ。
仮に米ドル円が大きく崩れ始めた場合は、これまでなんとか
支えられてきたクロス円各通貨へ波及する可能性が高く、
全般的に円高の展開となる可能性もあるため注意したいところ。
ただ、大きく下げた場面では、タカ派な声明文(据え置きとなった
加中銀政策金利発表時に公表)を受けた加ドルや、利上げで
買い安心感の出てきた豪ドルなどは買われやすいとの見方も多く、
短期的には拾ってみたいところか。