今週の外為市場は、ユーロ圏の経済状況確認と、各国の政策金利発表に
注目が集まりそうだ。
前者についてはギリシャ問題が焦点だが、一部市場筋からはEUが
ギリシャ救済策について準備を進めているとの話が聞かれている。
前提となるギリシャの財政再建については、早ければ本日中にも
発表があるとの報道がなされており、金融市場ではリスク許容度が
改善しつつある。依然として予断を許さない状況ではあるが、
先行き不透明感が緩和される可能性に期待したい。
一方の政策金利では、2日に豪金融政策決定会合が開催される。
2月の同会合では95%近く織り込まれた利上げ期待が裏切られ、
76.18円への急落を呼び込む形となった。
現時点では半数強のエコノミストが利上げを予想するに留まっているが、
仮に据え置きとなれば失望売りは避けられないだろう。
また、4日の英中銀金融政策会合では資産買い入れ枠が拡大されるか
どうかが焦点となる。目先のインフレ期待が短期的なものであるとの説明が
なされており、一段の金融緩和にも障害は低いと言えよう。
解散総選挙への思惑も強まり、英ポンドにとっては二重に下押し圧力が
かかるため、引き続き英ポンドは主要通貨に対して弱い値動きとなりそうだ。