25日東京午後の為替相場では、マーケットのリスク回避色が強まり、
全般的に円が買われる展開となった。
きっかけとなったのは、米WSJ紙がギリシャに続きスペインが問題の
火種となるとの記事を掲載したことや、中国商務省報道官が外需の弱さから
景気の先行きについて弱気な発言を行ったことが、リスク回避の動きを
強める結果となった。
ユーロについては、ギリシャ国債の格下げ懸念も燻っており、
緊張感の高まりから、しばらくユーロが売られやすい状況が続きそうだ。
ユーロ円は一時120.23円まで水準を下げるなど、120円割れは時間の
問題との声もあり、このレベルを明確に割りこんでくると下落が加速する
可能性もありそうだ。
今夜は、米国の耐久財受注や住宅価格指数の発表が控えているが、
弱い内容が続いている米経済指標とあって警戒感が高まっている。
米ドル円は、89円台を維持できるかが焦点となっており、できなければ
2月の安値である88.54円が視野に入ってくる。