16日午後の東京外国為替市場、ユーロ円は確りとした展開となった。
本日も欧州財務相会合が開催されるが、その席でギリシャにより
提示された財務赤字削減へ向けた追加措置の判断が下される見通し。
堅調な欧州株の動向にも表れているように、ギリシャ救済に対しては
楽観的な見方も増えてきている模様。その流れを後押しに、ユーロ円は
一時122.99円まで本日高値を更新。一気の大台乗せとはならなかったが、
依然122.80円付近の水準は維持しており、きっかけひとつで123円台突入も
あり得る状況だ。
短期的な上値抵抗と目されていた5日移動平均線(122.80円付近)を上回る
時間帯は増しており、地合いは強いといえそう。
仮にギリシャ問題に対する一定の解決がなされユーロ買いに拍車がかかる
ようであれば、次の目標値となる125.10円(21日間移動平均線)辺りまで
上値余地が広がる可能性も出てくるだろう。
一方の米ドル円は89円台後半で上値の重い展開。対ユーロでの弱含みが
米ドル円の上値を抑える一因となっている。
21日間移動平均線(90.10円付近)をなかなか突破できないというテクニカル的な
弱みもあるだけに、ユーロ買いの勢いが増した際の下値リスク拡大には注意を
しておきたい。