8日欧米時間の外国為替市場、米ドル円は89円台前半を
中心にもみ合う展開。
先週末発表された1月米雇用統計の悪い内容から下値
リスク拡大が懸念されているが、昨年11月安値と今年1月高値の
半値押しである89.20円付近がサポートとして意識され、底固さを
見せている。
イエレン・サンフランシスコ連銀総裁が人民元の切り上げを
示唆するなど、円買い要因もでており予断は許さないが、
前述の水準を維持することができれば米ドル買い安心感が
広まり短期的な戻し局面に転じる可能性もあるだろう。
一方で域内各国の財政問題から軟調地合いの続くユーロ円は
122円台前半付近での往来相場となった。パパコンスタンティヌ・
ギリシャ財務相から支援要請は市場に最悪のシグナルを送る
ことになるため、財政赤字削減に向けて安定化計画に取り組む
との意向が伝えられたが新味に欠ける内容で大きな反応は
みらなかった。
ただ、一連の財務問題に対しては依然悲観的な見方が多いため、
ユーロ円は目先も上値の重い展開を強いられそうだ。