4日米国時間の為替相場では、円が全面高の展開。
欧州時間は、BOE(英中銀)による量的緩和の休止を受けて、
英ポンドが買い戻される場面があったものの、ECB(欧州中銀)
政策金利とトリシェ総裁会見では特にサプライズはなく、
やや方向感に欠ける動きとなった。
しかし、米国時間に入ると、新規失業保険申請件数
(結果:46.0万件 予想:48.0万件)の予想を下回る
内容を受けて、リスク回避の動きが先行。
さらに、米大手銀行のバンク・オブ・アメリカの
前CEOが虚偽報告で起訴との報道が伝わると、パニック的な
投げ売りが加速する展開となった。
ガイトナー財務長官が上院予算委員会で、依然として一部の
金融システムは厳しいと発言したことも、マーケット心理を
悪化させる要因となったようだ。
この動きを受けた米国市場では、NYダウが2%以上、
NY金とNY原油が4%~5%の大幅下落となった。
為替相場では、リスク回避の円買い戻しが加速し、
米ドル円は88.54円、ユーロ円は121.55円、
英ポンド円は139.33円、豪ドル円は76.18円まで安値を更新。
NY終盤に掛けても戻りは限定的となっており、下値リスクを
意識した展開が続いている。5日は米雇用統計の発表が予定
されるなど波乱要因が控えており、目が離せない展開が
続きそうだ。