3日欧米時間の為替相場では、米ドルが対主要通貨に
対して堅調に推移。
欧州時間には、ギリシャの財政赤字削減のための追加措置が
発表され承認される形となったものの、財政赤字を公約どおりに
縮小するのは非常に難しいとの見方が広がったため、ユーロを
買い戻す動きには至らなかった。
米国時間に入ると、注目された1月ADP雇用統計(結果:-2.2万人
予想:-3.0万人)が予想より良い内容となったため、米ドルを買う
動きが先行。
ISM非製造業景況指数(結果:50.5 予想:51.0)は総合指数こそ
予想に届かなかったものの、構成項目である雇用指数が前回
(43.6)より改善(44.6)したことが好感され、米ドルを買い戻す動きが
一段と強まった。
米ドル円は、上値抵抗ラインとされていた21日間移動平均線
(90.90円付近)を上抜け、高値を91.29円まで更新。
さすがに、同水準では米ドルの売り圧力が強く、NY終盤に掛けては
91.00付近まで押し戻されたが、21日線付近では下げ渋る動きと
なっている。これまでの雇用関連指数の好調さから、
1月の雇用統計(5日)に対する期待感が強まっており、
米ドルのサポート要因となっているようだ。
一方のクロス円各通貨は、米ドル円の上昇に支えられる格好とは
なったものの、欧米株価が冴えない動きとなったことや、米ドル高で
資源価格の上値が抑えられたことなどから、全般的に上値の重い
展開となった。
4日は、豪小売売上高や英国とユーロ圏の政策金利発表が予定
されるなど、重要イベントが目白押しとなっており、目が離せない
展開が続きそうだ。