今週は、27日(日本時間28日4:15)に予定される米FOMC(公開市場委員会)
に注目が集まる。焦点は、声明文において今後の金融政策の見通し
がどのように示されるか。
前回の会合からは、予想を上回った複数の経済指標などから景気回復の
兆しが見えていたが、12月の小売売上高と雇用統計の内容が期待を裏切る
弱い内容となったため、早期の利上げ観測は後退している。
マーケットでは、今回の声明でも低金利の維持が示唆されるとの見方が
多くなっているが、緩やかな景気回復基調を背景に、出口戦略について
もう一段の踏み込んだ内容が出されるとの声もあり、注意を払いたいところ。
その他の米国関連の注目材料としては、中古住宅販売件数(25日)、
消費者信頼関指数(26日)、新築住宅販売件数(27日)、耐久財受注(28日)
や第4四半期GDP速報値(29日)が予定されるなど、重要経済指標が
目白押しとなっており、目が離せない展開く。
米ドル円については、テクニカル的な抵抗ラインの集まる91.00円付近を
頭に上値の重い展開が予想されており、下値は89円台前半が支えられないと
88円台後半まで下落余地が出てきそう。
クロス円各通貨は、中国の金融引き締めの動きやオバマ米大統領による
米金融規制案を受けた株価の軟調さから、リスク回避の円を買い戻す
動きが継続しており、週明けアジア勢の出方次第ではこの流れが続く
可能性もあり注意したいところだ。