22日の欧米外国為替市場は、対円相場の下落が進む中、
英ポンド円の下落が際立った。
欧州時間序盤に発表された12月英小売売上高が予想(前月比+1.1%)を
大きく下回る数字(前月比+0.3%)となり、それまで買い戻しに動いていた
短期筋も円買いに反転。
さらに、英国がオバマ米大統領の提唱する金融規制に追随するとの
思惑が広がり、英ポンドは主要通貨に対して下落、対円では144.59円まで
下値を拡大している。
また、ドイツ財務相が独自の金融規制を打ち出すとコメントしたことから、
欧州でも金融関連株を筆頭に株安が進行、リスク回避の円買い意欲は根強い。
NY時間の引けにかけてはダウ平均株価が下値を拡大し、為替市場でもリスク
回避の動きが再燃しており、来週のアジア時間も下値を探る展開となる可能性が
あるだろう。
米ドル円は、昨年11月の安値からの上昇に対する半値押しの水準
(89.23)が視野に入っており、当面は同水準を維持できるかがポイントとなりそうだ。