今週の為替市場では、米主要企業決算や各国の重要経済指標、
また、カナダ中銀(BOC)による政策金利発表やBOE議事録などの
金利関連イベントに注目が集まりやすい。
金融・ハイテクを中心とした米主要企業の決算発表では、
特にシティグループ(19日)、バンカメとモルガンスタンレー(20日)、
グーグル(21日)などにマーケットの関心が集まっている。
16日に発表されたJPモルガン・チェースの決算は市場予想を
下回る内容となっており、市場の決算発表に対する警戒感を強めている。
各通貨に目を向けると、米国の雇用環境の回復の遅れから、
米利上げについては時期尚早の見方が広まっており、
米ドルは上値の重い推移が継続しそうだ。
ギリシャの財政悪化問題で揺れるユーロについては、欧州の信用リスクに
発展する可能性も指摘されるなど、下落リスクを意識した展開となりそうだ。
また、豪ドルや加ドルなどの資源国通貨は、リスク回避姿勢の強まりから
やや軟調な展開となっており、米主要企業の決算や経済指標の内容
次第では、この動きが加速する可能性もあるため注意を払いたい。