今週の外為市場は米ドル円の上値はある程度重いものの、
底堅い展開が予想される。
先週末の米雇用統計は、市場予想に比べ米経済の回復速度は
緩やかなものであることが露呈されたが、それでも下値では積極的な
買いが見られるなど底堅さが印象に残る相場つきであった。
そのため、市場のセンチメントは依然上向きであり、主要な米指標、
今週であれば米小売売上高などの内容如何によってはその流れは
加速するとの見方も。
テクニカル面でも同様に12月初旬より続く上昇トレンドは米雇用統計に
よる下落でも割り込んではおらず、4月初旬の高値101.48円から11月下旬の
安値84.78円の半値戻しとなる93.13円近辺が目前に迫っているが、
もしこの流れのまま上抜いた場合、上値余地は非常に広いため注意が必要だ。
一方の豪ドル円は直近の高値であり、上値抵抗線と目された85.37円を既に
越えたことで市場関係者の間では90円までの上昇が期待されるとの声が
聞かれており、円安の流れがこのまま継続するかこちらも注視したい。