8日午後の外為市場では、各通貨上値の重い展開が続いている。
昨日の菅財務相による円安誘導発言について、鳩山首相は
「為替について政府が言うべきでない」と否定的なコメントをしたことで、
円買いに傾斜した模様。
本日は米雇用統計だけでなく、ユーロ圏や加においても失業率などの
重要な指標が発表されることからポジション調整の円買いも背景には
あるようだ。
当の菅財務相は財務相はいざというときに為替に対し何らかの行動を
とる権能を持つと発言した上で、あくまで経済界の考えを代弁したものだ
とコメントしたが、従来よりも重い立場という自覚が必要と反省の弁も
漏らしているため円売りにはつながっていない。
一方のポンド円は昨日本邦企業連合がドバイの鉄道建設工事を
一時停止すると発表したことで、突出したドバイ投資を行っている
英金融界を懸念してポンド売りが散見されていたが、本日は一転
ドバイ政府が鉄道建設工事費を契約に基づき支払うと表明したことで、
買い戻されている。