6日欧州時間の円相場は、ユーロ円の下落に押される形で、
全般的に上値の重い推移。米国時間に入り、注目されたADP雇用統計
(結果:-8.4万人 予想:-7.5万人)が予想を下回る内容となると、
米ドル円を中心に円の買い戻しが強まる場面も。
しかし、12月米ISM非製造業景況指数(結果:50.1 予想:50.3)が予想を
下回ったものの、景気拡大・後退の分岐点(50.0)を上回ったことが
マーケットに好感され、リスク選好の動きが強まる形となった。
円相場では、金や原油など資源価格が上昇したことを受けて、
資源国通貨を中心に買いが集まり、クロス円が大きく上昇する動きに。
特に豪ドル円は、昨年の高値(85.37円)に迫る85.22円まで上値を
伸ばしており、堅調さを維持している。
7日には注目の11月豪小売売上高(予想:0.3%)の発表が控えており、
結果が良ければ昨年の高値を超えて一段の上昇となる可能性も。
ただ、豪ドル円は年末から急ピッチの上昇となっていることもあり、
利益確定の豪ドル売りも出やすく、結果が予想より悪いと、調整の起点
となる可能性もあり注意が必要となる。
一方の米ドル円は、92円台半ばでもみ合う動き。FOMC議事録においては、
FRBが慎重な姿勢を崩していないことが明らかとなり、早期利上げ期待の
後退から米ドルの上値を抑える要因となっている。
8日の米雇用統計までは、米ドルの神経質な動きが予想されるが、
利上げへの慎重な見方が多くなれば、じりじりと米ドルが売られる展開も
予想される。