6日午後の外国為替市場では、クロス円の底堅い推移が続いている。
米雇用統計の前哨戦となるADP雇用統計への期待感を背景に、
本邦投機筋を中心に買いが出ている模様。
一部市場筋からは強すぎるその期待感に対し、「米長期金利が
3.8%台まで上昇しているが、これは今年第3四半期の利上げを
かなり織り込んだため。
しかし、そこまで米景気が回復しているとは思えない」との声も聞かれ、
ADP雇用統計と米雇用統計が予想に比べ悪化した場合の反動には
注意したいところ。
一方のユーロはシュタルクECB専務理事は、EUがギリシャを救済
することはないとの見方を示したことでユーロへの信用不安が増大
したことを受け、欧州時間序盤にて売られる展開をみせた。
その後クロス円が堅調に推移したことにつられ水準を戻しているが、
リスク回避の流れとして売り込まれやすい地合いは依然続いていると言えそうだ。