16日の欧米市場では、FOMCの結果に一喜一憂する結果となった。
注目された内容は、市場の予想通り政策金利の引き上げは検討されず、
全員一致で現状維持。声明文では、「異例の低金利を長期にわたり
正当化する可能性が高い」、「大部分の資金供給措置は来年2月1日
までに解除」、「米経済は当面、弱い状態にとどまる可能性が高い」、
「インフレは当面、抑制された状態が続くだろう」となり、
先日のバーナンキFRB議長のスタンス同様市場の思惑から乖離する
内容ではなかったという。
長期間極めて低い水準に維持するとの文言が据え置かれたことで、
発表直後こそ米ドル売りの反応が見られたものの、その後金融緩和策が
終了にむかう具体的時期が示されたことで、一転米ドル買いとなった。
蓋を開ければ結局発表前の水準に落ち着いており、90円の大台回復も
見られなかったことで、新たな動意を生むには至っていない。