16日午前の東京外国為替市場は豪ドル円が牽引役となり、
各通貨値を削る展開となった。
注目されていた第3四半期豪GDPが前期比+0.2%、
前年比+0.5%(予想:前期比+0.4%、前年比+0.7%)と弱い内容で
あったことが嫌気された。
また、RBA副総裁が現状の金利について、通常のレンジに復帰してい
るとの見方を示したことが意識されており、2月以降の利上げ期待後退を
受けた豪ドル売りが優勢となったようだ。
米国時間には主要経済指標が多く控えており、目先的にもポジション
調整の売りが見られるだろうが、豪ドル円や豪ドル米ドルではアジア系の
買いオーダーが下値を支えているため、一旦膠着状態となる可能性が高いか。
豪ドル円はここ数カ月保ち合い相場を形成しており、82円の上値と79円の
下値のどちらかを明確にブレイクするまでは方向感のない推移が続きそうだ。