15日の欧米市場では、米ドル円の底堅さが目立つ格好となった。
ここ最近米雇用統計に始まり、本日発表のあった生産者物価指数
(予想0.8% 結果1.8%)、鉱工業生産(予想0.5% 結果0.8%)など主要な
米経済指標に関し好結果を示していることで、市場関係者の間では
明日発表予定のFOMCにて金融緩和策の解除があるのではとの思惑から
米ドル買いの流れとなった模様。
だがNY市場後半になると、バーナンキFRB議長のインフレに対する
スタンスが米高官より明らかにされたことで、上値を削り89円台後半で
失速させることとなっている。
その内容は前回のFOMCの声明文を踏襲する内容であったことから
今回の声明が微調整となる可能性が意識されているようだ。
FOMCを前に売り買い交錯する状況が続いているが、テクニカル面では
今回90円の大台に乗せられなかったことで、上値の重さを指摘する声も
挙がっている。
一方のユーロ米ドルは引き続き下落基調。
ユーロを取り巻く環境の悪化を指摘する声は相変わらずだが、
今月4日から続く下落トレンドはその足を緩めておらず、10月2日の安値
1.4480ドルを割り込んだ場合下値余地は非常に広いため注意が必要だろう。