2日欧米時間の外国為替市場、米ドル円は確りとした展開であった。
亀井金融相や平野官房長官等、本邦政府高官から相次いで
円高けん制や為替介入を示唆する発言が聞かれ、円買い警戒感が
高まっている。
加えて、「経済は全般に緩やかに回復してきた」等、米景気の底打ちを
示唆する内容が盛り込まれた米地区連銀経済報告(ベージュブック)や
「我々が実質金利の引き上げを必要としていることは明らか」とタカ派的な
姿勢を示したラッカー・リッチモンド連銀総裁の発言も米ドル買いを後押しし、
一時87.50円まで本日高値を更新する形となっている。
11月ADP雇用統計(予想:-15.5万人、結果:-16.9万人)が弱い結果となり、
明日の11月米雇用統計に向けては不安材料が増える格好となったが、
こちらに対する反応が限定的であった。米ドル売り・米ドル買い双方の
材料を抱えた状態で今週の高値(87.54円)付近に位置しており、
目先は売買の交錯する神経質な相場付きが展開されそうだ。