今週の外国為替市場は、引き続き米ドルの下値余地を探る展開となりそうだ。
先週発表された米経済指標は、米国の双子の赤字問題を懸念させる内容となり、
国内個人消費の先行きに暗い影を落とすものもあった。
エヴァンス米シカゴ連銀総裁が、「失業率は更に悪化する可能性があると
述べた事も意識されており、米ドルは主要通貨に対して軟調な推移を
強いられそうだ。
各国の通貨当局からはドル安を懸念する声が聞かれているが、
口先介入に過ぎず効果は限定的、米ドル円は10月初旬の安値である88.00円を
トライする可能性もありそうだ。
一方のNZドル円は、本日朝方発表された生産者物価指数が
大きく低下したことを背景に下落したが、下値は限定的となっている。
当局の指摘通り、対米ドルでの更なる上昇も意識されており、
引き続きじり高の展開が予想されるだろう。
まずは本日8:50に予定される国内GDPの結果が動意付けとなるか注目したい。