5日欧米時間の外国為替市場において米ドル円・クロス円
各通貨は東京時間の軟調推移から一転、確りとした展開となった。
注目された英国・ユーロ圏の金融政策決定会合の結果だが、
金利はどちらも予想通りの据え置き(英国:0.5%、ユーロ圏:1.00%)。
ただ、英国では資産買い取り額の拡大幅(予想:2250億英ポンド、
結果:2000億英ポンド)が予想よりも小幅に留まり、
声明で3カ月以内に資産買い取りプログラムが終了することが示された。
またユーロ圏ではトリシェ総裁が記者会見で、追加的な流動性対策は
適切なタイミングで段階的に解除すると発言し、両国が出口戦略への
転換を意識し始めていることが明らかとなり、発表後は英ポンド買い・
ユーロ買いが進んだ。株高を背景としたリスク選好の円売りも手伝い、
英ポンド円は150円台半ば、ユーロ円は135円台前半まで上昇、
ともに東京時間中の下落分を取り戻している。
一方の米ドル円も確りの展開で、90円台後半へと水準を回復している。
改善傾向を示した新規失業保険申請件数(予想:52.0万件、結果:51.2万件)
が好感されたようで、短期的には10月の高値92.33円が上値目標として
意識されるだろう。