7日、欧米市場の米ドル円は引き続き売り圧力に苛まれ、
安値を一時88円近辺まで更新することとなった。
背景には藤井財務相より、「異常な事態、無秩序な状況になった時は
何らかの措置を取る。今は静かに見守る段階だ」とのコメントを受け、
現状の価格帯で介入が行われる可能性が
否定されたことで売り圧力が高まった。
また金が高値をさらに更新する動きも見せていることから、
市場では米ドル資産から資金が流失している流れが変わるまで、
米ドル円の下落トレンドは継続するとの声が聞かれている。
米企業の決算ラッシュの走りとして注目された製造業大手アルコアの
好決算が発表されたが、米ドル円が値を戻すことなく推移していることも
米ドル円の弱さを裏付けするものと言えそうだ。
一方の豪ドル円は79円近辺でもみ合い推移。
先日サプライズとなった政策金利の引き上げ後、
豪経済の先行きを確かめる上で外せない、
豪雇用統計を前に様子見気配となっている。