国連により新たな世界準備通貨銀行の創設が提唱され、
米ドルの基軸通貨としての地位が揺らぐなか、
先週は世界経済フォーラムが発表する国際競争力ランキングで
米国が3年ぶりに2位へ転落した。
加えて先週末の夏季ダボス会談では今後の世界経済の牽引役
として中国に期待する意見が相次ぎ、市場の「ドル離れ」が拡大している。
先週、米ドル円は週を通して弱含み、90円台前半まで弱含む展開。
大台割れは回避されたが目立った戻りは見られず、
今週も下方に窓を開けてのスタートと地合いは弱いままだ。
90円台を維持できるかが、今週最大の焦点となるが仮に割れ込む
ようであれば年初来安値の87.10円が意識される可能性もでてくるだろう。
今週は8月小売売上高(15日)や18月消費者物価指数(16日)をはじめ、
米ドル絡みの重要指標が多い。
上記のほかでは米国の財政赤字拡大が懸念されるなか、
市場の米国に対する信認度を測る上で7月対米証券投資額(16日)へ
の注目度も高まっているようだ。