9日午後の東京外国為替市場は、各通貨共に小幅な値動きとなっている。
日経平均株価の反落を背景に、リスク回避に伴う円買いが
散見されたものの、格付け会社ムーディーズが米英などの
格付けを引き下げる公算は低いと表明したことから、
主要通貨は対円で下値を支えられる格好となった。
しかしながら、英ポンドについては引き続き下値リスクに晒される可能性が高いか。
グリーンスパン元FRB議長がメディアに対し、英国の景気回復は米国のそれよりも
期間を要するとの見方を示したことが意識されているほか、
明日に控える英金融政策委員会において、マイナス金利について
議論されるとの思惑が上値を抑えそうだ。
一方、米ドルは主要通貨に対する下落が一服、
小幅ながら買い戻される展開となっている。
本日の米国時間では米地区連銀経済報告が控えており、
あくまで調整の一環との見方が有力だが、
結果次第では本格的に米ドルの買い戻しが進む可能性もある。
米経済に持ち直しの兆しが見られるかどうか注目したい。