17日の欧米時間は、アジア株の大幅下落を受けて
リスク回避の動きが先行。
欧米の株価は2.00%近い下落となり、
円相場では引き続きリスク回避の円買い戻し圧力が強まった。
しかし、注目された8月ニューヨーク連銀製造業景気指数
(予想:2.00 結果:12.08)が予想を大きく上回ったほか、
8月NAHB住宅市場指数(予想:18 結果:18)が
2008年5月以来の良い内容となり、
クロス円各通貨が反発するきっかけとなった。
NY引けにかけては、下落幅を縮小させていたNYダウが
再び2.00%に迫る下落となったため、
クロス円の戻りは限定的なものに。
アジアタイムに下げを加速させていた英ポンド円は、
一時的に下落幅を拡大させて安値を153.46円まで更新。
英経済指標の弱さがクローズアップされており、
18日の消費者物価指数や小売物価指数が弱い内容となれば、
一段の英ポンド売りとなる可能性もあり注意したい。
一方の米ドル円は、94円台半ばを中心にもみ合う展開。
クロス円の下げが強まるなか、米ドルが対主要通貨で
強含んだことが下支え要因となった。
先週発表された米小売売上高の失望をきっかけに、
景気回復に懐疑的な見方が広まりつつあるが、
今週は再び強い内容を示す経済指標も出ており、
週末に掛けて予定される経済指標の内容が、
株価下落に歯止めをかけられるかが円相場の行方を左右しそうだ。