17日午後の東京外為市場、クロス円通貨は上値の重い展開となった。
アジア株は午後も下げ幅を拡大させており、リスクを嫌う向きの
円買い戻しが続いた格好。
なかでも、英ポンド円の下落が目立つ。
英国は最近発表された経済指標に弱さから、
他国にくらべ景気回復に時間を要するとの見方があり、
このことが英ポンド円の下落に拍車を掛ける一因となっている模様。
英ポンド円は一時154.20円まで本日安値を更新し、その後の戻りも弱い。
7月安値と8月高値の半値押しにあたる155.00円付近を明確に割り込んだことで、
テクニカル的にも地合いは弱まっており、目先も軟調推移が続きそう。
短期的にみれば大台150.00円を試す場面が出てくる可能性もある。
一方の米ドル円は94円台半ばでのもみ合いとなった。
円以外の主要通貨に対して米ドル買いが進んでいることが、
株安を受けた円買いの勢いを相殺している。
目先の注目材料は8月ニューヨーク連銀製造業景気指数
(前回値:-0.55、予想:+3.00)。
前回値に比べ予想値が強いように、前向きな見方が多い。
仮に予想以上の結果となれば、
景気判断の境目である±0をも超えることになり、
米ドル買いの支援材料となるだろう。