FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

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28日の欧米外国為替市場は、動意ない展開となった。

NY市場序盤に発表された米国失業保険新規申請件数が

7月10日週以来、約3か月半ぶりの低水準となったことで

円売りに傾きかけたが、その後に始まった株式マーケットが

本日発表予定の米国第3四半期GDP(速報値)や来週の

FOMCを意識した利食い売りに押される展開となり、

リスク選好は長続きしなかった。

その後も特段の材料がなく、小幅の値動きに終始した。

本日の東京時間は本邦消費者物価指数発表があるが、

事前予想を下回る内容であれば、11月4、5日に前倒し

された日銀金融政策決定会合に対する追加緩和への

思惑も広がるであろう。

いずれにしても日銀とFRBとの金融緩和策合戦を呈した

相場状況も佳境に近づき、思ってもいない値動きになる

可能性もあり神経を尖らせておくべきであろう。

27日の欧米外国為替市場は、クロス円が軒並み本日安値を

記録するのと対照的に、米ドル円は終始堅調な動きとなった。

米国9月期新築住宅販売件数が好調な結果となったが、

ウォールストリートジャーナルがFOMCによる追加緩和策の

規模が市場予想より小規模になるのではないかと報じたことにより、

NYダウが一時140ドル超の下げとなり米ドル以外の通貨が売られた。

終盤株価が持ち直したため、クロス円も安値からは上昇して引けた。

また、先ほど発表されたNZ中央銀行政策金利は、事前の予想通りの

据え置き(3.00%)となったが、その後の中銀声明の中に「ある時点で

追加利上げが必要に。」とのフレーズがあり、NZドルは買いが

入ってきている。

前日消費者物価が予想を下回り、利上げ後退の思惑で冷や水を

浴びせられた格好の豪ドルと対照的な動きとなっている。

26日の欧米外国為替市場は、米ドルの買い戻しが優勢となり、

米ドル円は一時81.66円まで上昇した。

ロンドン時間に発表された英国の第3四半期GDP(速報値)が

事前予想を上回る強い数字となり、英ポンド円は昨日に今年の

最安値を更新した流れから一変、安値から2円以上切り返して引けた。

また、この日は米国の10月消費者信頼感指数も予想を上回り、

米ドルとポンドの買い戻しが主流となった。米国は、第3四半期

GDP発表(速報値)が今週、そして来週にはFOMCならびに

中間選挙と重大イベントが控え、ポジション調整も熱気を

帯びて来ている。昨日も述べたが、ここ最近の経済指標の

好調ぶりから見ても、円に対する通貨安の象徴であった米ドルが、

そろそろトレンドの転換期に差し掛かっても何らおかしくはないの

ではなかろうか。引き続き、米ドルの「売り過ぎ」には注意したい。

本日午前は豪州第3四半期消費者物価の発表があるが、

今月利上げを見送ったのは豪中銀がこの数字を見極めてから

11月以降に利上げを再開したいとの憶測も元々あっただけに、

数字次第では豪ドルもひと波乱ありそうだ。