どーもコマンタレヴです。
暖かかったり寒かったり、
出会いがあったり別れがあったり、
何かが始まったり、何かが終わったり、
特にロクな事は別にない、といった季節ですなぁ。
さて、うちは父と母と私の三人家族と言ってましたけど、
実はもう一匹、家族がいます。
猫の”かんぺい”ちゃんです。
その立ち振る舞いは、私の事を
完全に格下と見ているであろう王様気質。
腹がすけば、金属の茶碗をカーンカーンと打ち鳴らし、
私を呼び出し、
トイレが汚いとナーゴナーゴと付きまとい、
私に汚物を片付けさせ、
名前を呼んでも顔すら起こさず、
しっぽのみで返事をするというものぐささ。
これに比べたら、ワガママな彼女くらいなど
可愛く思えてしまうほどである。
そんなかんぺいちゃんですが、
うちに来てからもう17年ほどになるでしょうか、
かなりのおじいちゃんです。
こんなジジィでも不思議なもので、
いるとうちの空気が少し和らぎます。
癒し担当です。
ジジィなのでもうほとんど歯がなくて、柔らかい餌を
与えようとするんですが、食べなれた餌じゃないと
気に入らないらしく、固形の餌をゴリゴリ頑張って食べてました。
なんのプライドやねん(´・ω・`)
ですが、残り少ない歯もとうとう虫歯がひどくなり
それが化膿して腫れあがってしまい、
病院で抜歯することになりました。
ところが・・・。
抜歯をしてから、化膿止めのませて
腫れもなくなって術後が順調だなーと思い始めた頃、
ふたたび膿がたまってはれ上がり、膿は抜いてもらったのですが、
それ以降”一切”エサを食べなくなってしまいました。
病院では点滴を打って栄養をとらせていたんですが、
体は痩せていく一方。
ついには歩けなくなり、寝たきりとなってしまいました。
そう、私は父と母、さらにはかんぺいちゃんにも
介護をしなければならなくなってしまいました。
糞尿も垂れ流しですし、餌や水は注射器で
口にちょっとづつ流し込み、手足はこまめに
マッサージといった具合に。
調子のいい日は細い声でニャーと呼んで
何かしらを訴えかけてきます。
察してあげなければ何をしてほしいのかはわかりません。
それは父と母の場合もそうで、
察してあげる能力が必要です。
しかし、それができるのはやはり家族であるから、だと思います。
そんな介護も2か月ほどたち、
そしてとうとうかんぺいちゃんは亡くなりました。
手足が動かなくなってしまっても、
よくがんばってくれたと思います。
少しでも長く生きていてくれた。
ありがとう。
でも、とてもさみしいです。
しばらくは虚無感でいっぱいです。
そして想像は決して明るい方向へは向かえません。
やがて私は父も、母も看取るでしょう。
そして一人になった時、この世界に家族と呼べる人が
誰もいなくなったその時、私は・・・。
今は、何も考えたくない。

