【ドラクエ】 ナチュラル | コマンタレヴの懐古蟲

コマンタレヴの懐古蟲

かつて新しいもの好きだった私が、そのスピードについて行けず、
「あれは良かった、これは良かった」などと過去を美化し始めた…。

そんなオッサンの物語。

旅芸人クエもいよいよ大詰め、

闇芸人ルルルリ-チとの決戦である。


いったいどんな、大爆笑ネタ

使ってくるのやら、恐ろしくもあり、楽しみでもある。








コマンタレヴの懐古蟲

って、お前も

出落ち系顔芸かよ!


ゲイザーの姿を見た時から、うすうす感じてはいたが…。



コマンタレヴの懐古蟲

?!ポルファンが弟弟子だと?


なんなんだこの一門は。


ふざけた芸ばっかりしやがって、

こっちから願い下げだ!!


コマンタレヴの懐古蟲

「生理的に受け付けない」とか、

それを言っちゃあお終めぇよ!



ルルルリーチは側近のグレムリン3匹を加え4匹。

こちらは、いつも通りチーム1アカの4人で応戦。


しかし、サポの3人が開始30秒で死亡。

実質、こまんた1人VSルルル亭一門の4匹となったのである。


こういう時はまず頭を叩けと、遠い昔に

マガジンの不良漫画か何かで読んだ事がある。


ルルルリーチ1匹に的を絞ってひたすら攻撃&セルフヒール。


20分の死闘の末、なんとか撃破できた…。




コマンタレヴの懐古蟲


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↑ もちろん「いいえ」


私は

褒められて伸びるタイプなんで。


いや、冗談ですよ。冗談…。


こうして私は、はれて「旅芸人の証」を手に入れたのだった。

しかし、なんだか釈然としない…。



コマンタレヴの懐古蟲

そう、それはゲイザーの死とはいったいなんだったのか?

と思うのである。


師に失望し、芸に失望し、自分自身の無力さに失望し

中途半端な顔芸に走り、あげく死んでしまった…。


彼は死の間際、病床でずっと苦しんでいた母親が

最後の最後、ポルファンの一言で

とても健やかな顔で死んでいった事を思い出した。


そして、「芸は無力じゃなかった、のかもしれない」と

思いながら、そんなシリアスなシーンで

壮絶なパンチラ死を行う事で

笑いを取って死ぬのである。


考えてみれば、クエスト内において、

ポルファンも、ルルルリーチも、そして旅芸人の証を手に入れた私も、

誰も笑わせていないのである。


ただ、ゲイザー一人が命をかけて笑いをとったのである。


あまりにも不憫でならない。

彼は師に恵まれなかった、としか言いようがない…。






そういえば、師といえば

私はお笑い芸人でも何でもないが、

あえて師匠のような存在をあげるとするならば、それは


である。


もちろん父もお笑い芸人ではないし、それどころか

全くふざけたりしない、生真面目な父親である。


ところが、父はその言動が微妙に人とズレている

いわゆる「天然」というタイプである。


天然の人というのは、本人は決してふざけておらず、完全なる本気であるため、

突然周囲がゲラゲラと、自分を笑い始めると、

いい気分ではないと思う。腹を立ててもおかしくはない。

しかし、父は「それがどうした」と言わんばかりに

一緒になって笑ってくれるのである。


本人も豪快に笑ってくれる事で、その笑い自体に

「優しさ」が含まれた、あたたかい笑いとなるのだ。


最近、私はTVを見なくなった。

それは、「悪意」を含む笑いが目につくようになったからだ。



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↑これは父が

本気で描いたネズミである。


もう「優しさ」がにじみ出るようだ。

おもわずホッコリしてしまう何かがあるように思う。

ヘタに中途半端な絵心のついた私には描く事が出来ない。


私もゲイザーのような迷い人でありながら、

ここまで動じない師のおかげで何とか生きていられるのである。



コマンタレヴの懐古蟲

ゲイザー、私は君を忘れない…。




追伸:


かつて、上にあった父が書いたネズミを

そのままTシャツにプリントして

町を歩いていたのは、正に「悪意」であり、

その頃の私は、「闇芸人」寄りだったのかもしれない…。



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