なにが変? ピーチジョンのCMのフランス語 | フランス語、いつか小鳥のように…

フランス語、いつか小鳥のように…

フランス語を学習してます。
現在、こちらのブログは更新してません。

コメント大歓迎ですが、すぐに反映されません。また、返事に少々時間かかることがございます。

penさんのブログで、AKB48の小嶋陽菜さんの動画を見ました。



ビデオに関する記事とスクリプトは
Penさんのところに詳しく出ているのでそちらをご覧くださいませ。

今回の私の研究テーマ

彼女のフランス語、なんか変だわ~
でも、どうしてフランス語っぽく聞こえないんだろう…


ってところからスタートしています。
なお、私の発音はひどいんで、彼女の批判はできません(苦笑)
(まあ、uneをウンとは読むほどひどくはないですけど)

Penさんのところのスクリプトを自分で発音してみて、
アクセントの置き方に大きな相違があると分かったので、
こちらのブログにも簡単に載せておきます。

たとえば、一番最初のところを例にあげて説明。

Ce soir, j’ai une partie de prévu.

これを無理やりカナで書きだして、表現してみます。
青の大き目の部分がアクセントで、 / でリズムグループを分けてます。

小嶋さんのフランス語を聞き取った強弱の感じ
 ワール / ジェ / ン / ーティ ドゥ / プレ

私のイメージにあるフランス語の強弱
ス ソわー / ジェ ゆヌ パるてぃ どぅ プれヴゅ


このビデオのフランス語は一番前の音節にアクセントを置く傾向が大。
これは英語や日本語のアクセントの癖の影響と思われます。

でも、フランス語のアクセントは単語の一番後ろの音節に置きます。
たとえば、occasion を音節(シラブル)で分けると、o-cca-sion
フランス語ではsionにアクセントを置きます。

一音節の単語以外はたいていアクセントの位置が間違ってしまっているので、
不自然に聞こえてしまうようです。

その点では、全部一音節だけで構成されている
  Qu'est se qui se passe !
なんかは違和感が感じさせないのは当然です。

さらに、リズムグループで一気に読むべきところもぶちぶちと切っているし…。

このアクセントの位置とリズムグループの分け方は大事なんだなと実感。
(もう一つイントネーションがあり、これが一番大事と思うけど今回は割愛)

変なフランス語って書いたけれど、
自分もフランス語で会話するときにしょっちゅうやっている可能性大。
日本語の感覚を引きずっていたり、中途半端な英語の知識が入ってきたり…
気を付けよう。日ごろからシャドーイングや正しく音読することが、
とても大事だなと思わされました。

本館には、もう少し補足内容を加えた記事も書いたので、
ご興味ある方はご覧ください。