僕が、ジャズに興味を持つきっかけに成ったのが、大学祭のステージで、七人位の、アマチュアのジャム・セッションを聞いてからだ。ジャズの生演奏を聞いたのは、その時が初めてだった。後に彼らとは長く付き合う様になるんだが、その時は初対面だった。交代で、次々とアドリブのソロを回している彼らの姿を見て、「面白そうだな。」と感じた。その後僕は、「カウント・ベイシー楽団」、「カーティス・フラー」、「ベニー・ゴルソン」、「クリフォード・ブラウン」などのアーティストのレコードを聞いて、段々とジャズに馴染んでゆくのである。
カラヤンとウィーン・フィルのアルバム、「KARAJAN STRAUSS CONCERT(日本ビクター)」でウィンナ・ワルツに親しんできた。「ウィーンの森の物語」と「こうもり序曲」が特に気に入っていた(残念ながら「美しく青きドナウ」は、入っていない)。カラヤンは、オーストリアのザルツブルグに生まれ、ウィーン国立歌劇場の芸術監督も務めた指揮者だから、ウィンナ・ワルツもお手の物だと思う。またこの時のウィーン・フィルは,引き締まったスケールの大きい演奏をしている。ウィンナ・ワルツは、大らかで優雅なところがクローズ・アップされるが、シュトラウス二世のオーケストレイションも並々ならぬ物が有り、楽しめる音楽だ。
エレキ・ブームの頃、日本ではビートルズとベンチャーズが名をとどろかせていた。まだビートルズの良さが分からなかった僕は、ベンチャーズの「ダイアモンド・ヘッド」や「パイプライン」に夢中になっていた。「ビートルズがいいな。」と思い始めたのは、高校生に成ってからだ。やはり、色んな経験を積まなければ、ビートルズの良さは、分からなかったのかもしれない。なお、「ベスト・オブ・ベンチャーズ VOL.1 & VOL.2」 と言うアルバムが、ベンチャーズのオリジナル演奏だ。